復刻塗装。
大きく変化を遂げた鈴蘭台、そこへやってきたのは緑色の電車でした。
1950年代~1960年代にかけて、神戸電鉄の旧性能小型車の一部に塗装された「シルバーとスプリンググリーン」のツートン塗装。
短命且つ、デ300登場時,デ201,クハ131,141,151など、一部の車両にのみ塗装されたものの、末期には大型高性能車と同じオレンジとシルバーに塗装されているので、まさに「幻の塗装」であり、カラー写真での記録は殆どなく、どの時期にどの車両に塗装されたかもかなり曖昧です。
90周年ということもあり、各社で流行りの旧塗装をここでやらなきゃいつやるんだ、と個人的に思ってはいましたが、グリーンの方もやるとは本当に予想外でした。
とまぁ解説的なのはそこそこにして、谷上での出発式から臨時運行まで、大きなイベントを開いていただき神戸電鉄の関係者の方々には本当に感謝です。神戸電鉄でテープカット有の出発式というと6000系デビュー以来約10年ぶり、かなり気合が入ったものと分かります。
とりあえず谷上でやるのだから送り込みから撮らないとね?というわけで鈴蘭台で張り込み。
ひょっこりと出てきた1152F。面白いくらい明るい黄緑です、いやほんまにw
準急 新開地 1104F[新幕] 回送 1152F [復刻塗装]
粟生線からやってきた1100形と顔合わせ。
塗装が変わるだけでここまで印象って変わるものなんですね。
並びもそこそこに発車
今回初めて掲出の90周年のロゴマークHMに、1000系列では初めてのしんちゃんのぬいぐるみなども確認できます。
いつもの光景に、いつもと違う電車。
谷上へ到着、ほどなくして臨時へと幕が変わりました。
日中に見ようと思うと、市場での新車搬入や廃車搬出を狙わないといけない線路閉鎖中の看板、まさか谷上で見れるとは思わずw
と谷上で出発式を待ちつつ、電車を観察していると違和感が。
c#1251東側第3扉のドア窓に貼ってあるステッカー、最近は片側がちょくちょく見れるけど、これは…
そして、ある角度から見るとしんちゃんが一枚の写真に3体!(HM合わせて) これもうわっかんねえな()
この日は三田線系統では珍しく、1000系列が日中に多く充当されており
こんな感じで多く並びが回収できました。
特に1360Fは7月中旬よりオレンジとシルバーの旧塗装になるので、現塗装と復刻の並びは貴重になるはず…
このあとは出発式。テープカットは動画で撮りました。
臨時列車は谷上~岡場を1往復。定期列車で追い越せる場所もないので、往路復路共に1カット勝負。
臨時 1152F [復刻塗装] 唐櫃台駅付近
臨時列車は皆さん有名構図で撮ってるかな、と思ったのでちょっとマイナーな場所で。緑バックで面に光が当たって…とか考えたらここかなぁと。
前照灯と標識灯を炊いて、さらにしんちゃんまで乗っている、というのは臨時運行限定だったようで、撮りに来てよかったなぁと。
面縦ならもう少しF値下げたいなぁ…と思いつつもレンズがないジレンマ。F2.8で撮れるレンズ欲しい
回送 1152F [復刻塗装] 箕谷駅付近
このあとは返却回送を。
いつもの平凡なカットですが、まぁ無いよりはいいかなって。
90周年事業の一環として行われた旧塗装の復刻。
これを機に神戸電鉄という鉄道が更に盛り上がり、活気づいていくことを願うばかりです。
今日の一枚。
いや、ほんまに色味が全然ちゃうやん
ではでは~~